所詮は人か

2006年5月28日

湾岸の村にて長らく停滞していた『真MMF』を再開。

相手の質量が上がってきている上に、ユニットが分散していないため
各個撃破(というかリスクの少ない稼ぎ)が出来ないのである。
というかバットがあまりにも鬱陶しい。

じっくりこってり攻略。次はいよいよ対レギン王。


木曜日の宿題だった、水滸伝ネタ。

調査の結果、36人中で漢字出力に差し支えがあったのはわずか2名、
それもあだ名だけで、諱は36人全て表記可能だった事が判明した。
随分と少ない。(尚、残る72人中では、諱3名&あだ名4名)

これが意味するところは何なんだろう、とおおざっぱに考えてみる。

 ?水滸伝の成立は明。つまり現在の漢字とほぼ同じ。
 ?水滸伝は基本的にフィクション。つまり作られた名前が中心。
 ?水滸伝は講談、つまり民間で発達した。士大夫層とは無縁。

そんなわけで、もしかすると水滸伝のキャラ達は、一般的に見ても理解が
しやすく、親しみ深い漢字を意図的に使用して創られたのではないか。

なんて事を妄想したが、これは多分間違い。
水滸伝の原型は宋代〜元代で既存なのである。その中で既に各キャラ、
とりわけ36人はほぼ固まっており、口を挟む隙間はほとんど無い。
要するにここで言えるのは、漢字表記は案外楽、という事実だけだ。


だが、これと別に、興味深いことがある。宿星のことだ。

水滸伝の世界ではほとんど一般名詞に近い、天コウ星36人、或いは
地サツ星72人、のコウ・サツは、漢字出力出来ない。
この天コウ地サツ108人には、一つ一つ、宿星というのが割り振られて
いる。天コウ星なら天●星、地サツ星なら地●星、という具合だ。
例えば梁山泊の首領にして108人の筆頭たる宋江は天魁星である。
また、実はこの天コウ星・地サツ星というのは、それぞれ36人・72人
の事績の名でもある。すなわち副首領の廬俊義が天コウ星である。

ここまではよく知られていることで、興味深い、というのはもちろん
このことではない。
これら108の宿星のうち、出力出来なかった字が幾つあるのか、と
いうのが本題である。

答えと感想は、かるーく保護色に。

    :
    :
    :
    :
    :

実は、出力できないのは、まさに天コウ・地サツの2星だけ。
他は全て出力可能だった。
試みに、天コウ星36星を席順に並べてみると、

 魁(コウ)機間勇雄猛威英貴富満孤傷立捷暗佑
 空速異殺微究退寿剣平罪損敗牢慧暴哭巧

地サツ星の方も大した違いはなく、難字らしい難字は数えるに片手で
間に合うほどである。
但し、これらは殆ど国内の記述を元にしている。例えば「間」は本来
「?」が正しいようだ。
要するに、輸入?された時点で簡単な字に置き換えただけで、実際は
もっと難しい字が多いのだろう。

    :
    :
    :
    :
    :

とりあえず、そんな漢字…もとい、そんな感じで。

そういえば、アイレムの2006年度四月馬鹿ネタは何だったんだろう。
今更ネットを巡っても見つからないんじゃよー。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

まだテーマがありません

最新のコメント

この日記について

日記内を検索