本心は汨羅にあり
2006年2月28日2/24日分のつづき。って、引っ張るほどの話でもないけど。
ようするに、翻って現在を見ると……という、単にその事。
つい最近中国で大がかりな違法サイト摘発があったけれど、結局これに
しても反国家的な思想のサイト潰しが主目的だった、という話を聞いて
隔世の感というかなんというか。(隔て過ぎって話もあるが)
先に挙げた董狐の筆の話は、一衣帯水の先の一庶人が知っている話。
その程度の原理が発信元の国で考えられないはずはない。
こういう取り締まりって、摘発する方にも為にならんよなぁ。
それはそれとして。今回の事件について、
「これだから日本と違って中国はダメな国だ、言論の自由がない」
とあざ笑う日本人の姿がネットで散見された。まぁ毎度だけど。
まぁ確かに日本はあっちよりはマシだとは思う。
ただ日本にも明らかな、というか私のような非国民ですら遠慮する、
言論上のタブーが存在するわけです。(詳細は書かない)
そのあたりをまるっきり無視して隣国の所業に対して毒を吐くような
人間が居るのも毎度アレだと思うけど、そういう声を受け入れる下地が
出来上がっているのがもっとアレ。これまた毎度だけど。
あ、念のため明記しますが、私はそっち方面の批判はしませんよ?
ただ、批判は禁止、的な下地があることもやっぱりアレ。(どれよ
そんな事を思った。
私自身は自分自身を守るので精一杯なので、董狐には到底及ばないが、
こんな世界とっとと滅びちまえ、という程度の事は書いておこう。
うん、世界全体なら公平でいい。俺様リベラル。
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