東八郎
2005年11月22日再び定時退社。そして明日の出勤も無し。目出てぇなぁ。
先日の調査とは別に、8人村での開幕黒出し騙りについて考えてみた。
まず前提として、「最終局面で一対一になる展開であれば損」という事を
上げておく。2名開始なら元々人狼側有利なはずで、そこから一対一、
つまり1村人と五分五分の条件になるということは、状況が悪化している
のではないか、と思えるからだ。
よって、この目安を元に、開幕黒出し騙りが有効か否かを判断する。
人狼視点でのパターンとしては以下の7つである。
※人狼*2、真占いの後追いCOが前提。【】内は単純計算した発生率。
?真占いに黒直撃・真占いは白判定。【4/36】
?真占いに黒直撃・真占いは騙り占いに黒。【1/36】
?真占いに黒直撃・真占いは潜伏人狼に黒。【1/36】
?真占いは初日犠牲者。【1/6】
?真占いは別途生存し、白判定。【16/36】
?真占いは別途生存し、騙り占いに黒。【4/36】
?真占いは別途生存し、潜伏人狼に黒。【4/36】
?の場合は占いのどちらかを吊る事になるはずである。
(おそらくはカウンターCOで信頼性が低い真吊りが濃厚?)
真が先に吊れたら、翌日は恐らく保険の騙り吊りになると思われるが、
最終日の3人グレランが約束される。
もし騙りが先に吊れても、さくっと真を食えばよし。次いで真の白
(白確)を除き4人グレラン、夜に白確を食って3人グレランとなる。
信頼性が低いと見て敢えて占いを残すのも面白いかもしれない。
?は?と似ているが、真の白が存在しないだけ良い状況といえる。
が、状況として良すぎる、という一面もある。
人狼にとっては、白確ゼロで占いを食えるシチュエーションなのだ。
もし先に人狼を吊れたのなら、残る占いが食われないわけがなく、
よって翌日も生き残った占いは偽と見なされるだろう。
騙りが生き残ったら、敢えて相方を守らず(白で囲わないor黒出し)に
人狼っぽく吊られる、という詭計も有効と思われる。
?の場合、人狼が全て見えて用済みの真を先に吊る事を期待出来る。が、
最後まで黒候補のレッテルが残るので、決して良い状況ではない。
潜伏人狼としては、レアケースであることを強調すべきだろう。
?の場合、・・・やり放題か。強いて言えば?に類似。
最多パターンの?は、基本的に人狼有利には働かない。
まず、騙り視点では人狼2名が確定するため、騙りから吊られるだろう。
同じ理由で、真の白判定は白確になる。以降はさらに以下へ分岐。
a:真占いを食う場合、占い真贋確定。騙りから黒判定を受けた村人
(以下”騙り黒”)も俄然村人っぽくなる。
グレラン→白確食いにより、騙り黒+グレー2名で最終日。
b:白確を食う場合、翌日また真占いの結果が公表される。
b1:白判定なら、白確増員。他はグレー2名+騙り黒。
b1-1:真占い吊りの場合、白確を食って騙り黒を含む1/3。
b1-2:騙り黒吊りの場合、白確or占いで食わなかった方と一対一。
b2:黒判定の場合はどちらに転んでも真占いor騙り黒と一対一。
b1-1 の場合、占いの真贋が不明で騙りの黒判定が何者か判らない為、
事実上完全な1/3となる。すなわち悪手。村人は避けるだろう。
b1-2 or b2 の場合は白黒が明確化するので、これまた揺ぎ無く一対一。
つまりここから最善の展開でも a、つまり「極めて白濃厚だが未確定」
の騙り黒を挟んでの一対一である。しかしやはり有利とは言い難い。
?は白候補が一人少ない分、最終日は3人グレランとなるので楽。
という事は、COしない方が良いのかも知れない。この状況は十分に
潜伏の理由として通じるだろう。
?は…残りグレーが白確定。徹頭徹尾ガチンコのタッグマッチ。
有利といえるのは、????。トータルは15/36。
よって数字上はやや不利に見える。
また、開幕黒出しの場合、どちらにしても人狼は2名、という事がほぼ
確実に村人に見破られてしまう、というもう一つのマイナスもある。
(1匹狼が開幕黒出し、はまずあり得ない。真だと見なして黒判定を
吊ったとしても、翌日への継続を以て人狼2匹が確定する)
でもまぁ、こんなものかもしれない。
グレランで人狼吊り→翌日の真CO黒ヒット、といったなし崩し的な
展開を防ぐべく占いとの共倒れで最終日を保証する戦術である、と
割り切って、初日夜に騙るか否かを判断すれば良いだけの話なのだから。
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