狂人が居ないと計算が楽。
2005年8月22日お仕事@休み明け。
ちょっとした食べ残しがあったためリカバリーに苦慮。
松屋で『フライドチキンカレー』を試食。まぁこんなもんか。
しかし、4日連続で5種のカレーに初挑戦というのはなかなか無い事だ。
そういえばハヤタ隊員がハヤシライスを食べていたのは何の話だっけ。
スカイドン?
今日の人狼ダイジェスト@TM人狼隊。9人、GM。
初日犠牲者は村人。よってゲーム開始時の構成は以下。
A、B:人狼 C:真占い D:霊能者 E〜H:村人
開幕からしばらく経ってDが霊能者CO。対抗無しで、信頼度は高い。
人狼は昼の会話でやや疑いの目が向けられながら投票開始。で、以下。
1回目:
A 得票=F、H
B 得票=C
E 得票=B、G
F 得票=A、D
H 得票=E
2回目:
A 得票=E、F
B 得票=C
E 得票=B、G、H
F 得票=A、D
投票変更者はEとH。で、E吊り。人狼の食いは0得票のG。
翌朝、2名が占いCOで相互黒判定。詳細は以下。
A:人狼:占いCO…F村人、C人狼
B:人狼
C:占い:占いCO…H村人、A人狼
D:霊能:人狼吊りゼロを報告済み
F:村人
H:村人
タイミングはほぼ五分。だが、Aは白判定を出す先を誤った。
Fは自身の白判定なのである。この矛盾が発覚し、一気にA吊り。
そして夜、D食い。詳細は後述するが、悪手であった。
結局、Bはあっさりと吊られて村人勝利。ただでさえ人狼側が疑われ気味
だった上、ミスが大きかった。ざんねーん。
さて、シンプルで判りやすい一戦だったので、上級者には嗤われるのを
覚悟の上で、3日目夜の選択肢について分析を試みた。
まずは重要なポイントを列挙。
1つめ。実は、人狼が誰を食べようが、翌日には村人視点でA=人狼/
H=村人が確定してしまうのであった。
残った占い師Cが誰を占おうと、この事実は動かない。
詳細は以下の通り。
?C食いの場合、C=占いが確定、つまり対抗のA=人狼。
そして、C=占いの白判定であるH=村人。
?D食いの場合、D=霊能。であればその霊能結果から、昨日の時点で
残人狼*2。残4人でゲームが続行しているから、昨日の吊りで
人狼が1匹になったという事。つまり昨日吊ったA=人狼が確定。
また、H=人狼と仮定すると、白判定したC=人狼という事になる。
朝の時点で人狼が1匹になっているはずなので矛盾。
よって、Cの真贋にかかわらず、H=村人。
?F食いの場合、Dが霊能報告でA=人狼を報告する。
D=霊能なら、A=人狼で確定。
もしD=人狼かつA=占いと仮定すると、対抗占いのC=人狼となる
が、朝の時点で人狼が1匹になっているはずなので矛盾。
よって、Dの真贋にかかわらず、A=人狼。
また、?と同じ理由でH=村人。
?H食いの場合は?と同様の理由でA=人狼。
そしてやはり同じ理由で…というか食われたのだから当然H=村人。
ただ、このあたりはリアルタイム人狼の厳しさで、A=人狼/H=村人を
確定させる事自体が、村人からすればちょっとした試練である。
?なら一目瞭然であるが、夜の間に?〜?全てを計算出来るような人は
大した物だと思う。
#私はこの時、??のケースは思い至りませんでした。GM視点なのにね。
#霊能の真贋双方を考慮できるほど頭の回転は良くないという事です。
#高校数学とかで証明問題が得意だった人はこういうのも早いんだろうなぁ。
2つめ。A=人狼で、C/Dがそれを裏付ける判定をしたとしても、
C/Dが必ずしも真とは限らないという事。
ただこのケースでC/Dいずれかが人狼、というのは、よほどの奇襲が
無い限りありえず、従って村人としてはその可能性を極めてて小さく見る
はずだ。よって人狼からすれば、C/Dと戦わざるを得ない食いは極力
避けねばならない。
3つめ。C=占いが今夜誰を占うか、という事がある。
答えは恐らく、BかF。Hは占い済みであるし、Dは霊能CO済みなので
除外するのが妥当であろう。
よってB視点では、自分が占われ、占いと一騎打ちとなる可能性は1/2
という事だ。
これらを踏まえて、各食いについての分析。
?C食い
→最も妥当。Fという、無職でグレーの村人が残るからだ。
C=真占い&A=人狼という情報を極めて明確に与える事になるが
これは元々素直なケースなので、大して不利に働く事はない。
また、A=人狼が強調される為、Aの白判定であるFへの疑いに
一応の根拠はある。A−F相互投票を身内切りと見なさねばならぬ
等、説得は決して楽ではないが、これが限界であろう。
?D食い
→判定を隠匿する…という狙いなら、まったく意味がない。
なぜなら、Dは真贋いずれにせよ、A=人狼を報告するからだ。
(A=村人と報告すると残人狼=2となり矛盾する)
情報を隠すどころか、さらに村人側に「霊能は真確定」という
情報を与える事になるのだから始末が悪い。
また、Dは占われる可能性が極めて低い。という事は、占いの
白判定と食いが重なる可能性は期待出来ない。
すなわち、CがBを占えばもちろん、Fを占っても、FがHと共に
村人確定になる。BはCとの一騎打ちを避ける事が出来ないのだ。
そしてCは「対抗占い=人狼が確定している占い」であるから、
Bとしては「AとCは双方とも人狼」という強引な理論でしか
戦うことが出来ない。
結果としてこの?は、グレー食い以上に危険な選択肢という事に
なる。
?F食い
→Aが騙りだとしたらFはAが囲っている可能性が高い、しかし
食われた。という事はFは村人、つまりAは真では?
というのが狙いになるのだろうか。だが、今回は役に立たない。
前述の通り、A=人狼は確定だからである。そしてH=村人も確定
だから、残るはCとD。
CがBを占えば当然一騎打ち。?に書いたとおり、望み薄。
CがFを占っていれば、結果として村人確定のFを潰した事になる
から、Hを除くB・C・Dの三択。それでも相手は双方能力者
だから、やはり分が悪い。
但し、これは一見すると「あり得ない」食いなので、村人の推理の
混乱につけ込む余地がある…かもしれない。
?H食い
→確定白を潰すので次善策…に見えるが、CがFを占っていればFが
村人確定でB・C・Dの三択、CがBを占えば一騎打ちとなり、
結局は?と大した違いはない。
………まぁ平たく言うと、A=人狼が浮き彫りになってしまう以上、
A=占いと村人が誤認する可能性にすがるのは諦めて、Cを食うのが
単純かつ有効だったのではないか、というだけの話。
しかし、言い換えればC食いはあまりに素直すぎるという事でもある。
特に、村の雰囲気としてBは(特にHから)かなり疑われていた事を
考慮すると、安易な食いからそのまま安易な吊りに繋がる恐れがあった
から、敢えてCを外す、という思想を完全には否定しない。
ただし、茨の道だとは思う。
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