革新。
いよいよ徳川攻略戦。家臣団の強さから言って苦戦が予想される……
って、よく考えたらこいつらって足軽ばっかじゃん。

ならば鉄砲隊による数の暴力。どがががががががが。うんよし。


『曹植』の件、いっぱつめ。
まずはジャブっぽく、「七歩詩」(豆がらの詩)の真偽について。

確かに、この詩について探ってみると、怪しく思える点は多い。
「七歩詩」の出典は同時代の史書ではない。『世説新語』が最古である。
『世説新語』成立は六朝・宋だから、曹植死後、ざっと200年という
ところだ。そして『世説新語』は、古代の名士の現行録を称しつつ、
実は創作という部分は少なくない。

一方で、この時期曹植が漢詩の歴史の中でどういうステータスにあったか
というと、ずばり「詩聖」である。
この呼称が曹植以外に冠されるには、さらに300年の時を経、杜甫が
登場するのを待たねばならない。それほどの絶対的なビッグネームだ。

つまり、『世説新語』当時、曹植は漢詩界の第一人者として揺るぎない
地位にあった。であれば尚更、他者がその名に附会して創作したという
可能性は高くなるだろう、と思えるのである。
※このセンテンスは私の推測。

が、もちろんこれは末梢の話。重要なのは「七歩才」の発揮される状況、
つまり、曹丕と曹植が曹操の後継者を望んで激しく争っていたという事が
事実なのか、という事である。

つづく。

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