おかゆライス
2005年6月24日雨でなければ蒸し暑い、という日々が続く。元気が出ない。
うまいもん食って体力つけたい…と言いたいところだけど、どうも私は
食べ物の旨さと酒量が正比例してしまうので、体力回復という観点では
あまり意味がなかったりする。
エンゲル係数は高いくせに栄養学に興味が無いのは問題かも知れない。
そういえば、米を摂取する機会が減っているような気がする。
良くないね。
今日の人狼@TM人狼隊。17人、占い師。
いろいろとミスが目立ち、考えさせられるゲームとなった。
初日。
17人目の人物を占い、いきなり黒ヒット。
やはり滑り込みは人狼になりやすいのか。
2日目。残16人。
当然の即時占い結果公表。その黒はカウンターCO。もう一人(狂人?)
が対抗して計3名の占い師。他、共有2名、霊能2名。
狐は潜伏という前提なら、恐らく霊能の片方は人狼。潜伏人狼は1名。
カウンターCOは明らかに怪しいということで黒判定を即吊り。よし。
夜、発言が怪しいグレー数名のうち一人を選んで占い、人狼。おいおい。
襲撃は共有。
3日目。残14人。
当然の公表。霊能者2名は双方とも黒判定。身内切りの可能性を捨て置い
ても、昨日の黒判定=人狼はほぼ確定。さぁ今日は誰を吊るか。
狐騙りでもない限り、霊能2名の時点で人狼サイドは明確である。
つまり狐狩りがあるので1名は放置、という目的は同じなのだが、吊り
対象で私の意見が浮く。すなわち、村人の多くは霊能両吊り優先を希望
したのに対し、私だけがこの黒吊りを推したのである。
私の真贋が完全でない以上、霊能吊りで確実に人狼を減らしておく、
というのが村人の希望だったのだろう。それは理解出来る。
が、これが第一の失敗。
この局面では、霊能吊りに乗るべきではなく、よって黒吊りを力説すべき
だった。明日の霊能判定が重要な意味を持つからだ。
この場合、もし霊能が双方黒を報告したのなら、いくら何でも私が真占い
であると確定するだろう。ならば最終日前日までに悠々と狐狩りが出来る
上、もう一人の占い騙りを吊るという選択肢も出てくる。
もし霊能判定が割れた場合、私視点では敵方であることがはっきり解る。
そして白判定を出した人物を残し、黒判定を吊る事になる。
もちろん実際には真吊りとなってしまうのだが、狐対策ということで
やむを得ない。
さらに言うと、もし偽霊能が狐なら、占いが偽と判断した次点で、
占われる=即死する可能性が生じるという事である。だからもし狐なら
白判定は出さないだろう。
従って私から見れば、白判定の霊能者=人狼、という推理が出来る。
ともあれ、霊能吊り。私が投票しなかった方が先に吊られる。
夜、ステルス気味の人物を占い、村人。襲撃はもう一人の対抗占い。
すなわち、占い騙りは狐ではなかったという事になる。
4日目。残12人。
生き残った霊能は白判定。これが何を意味するのか。
狂人が襲撃された以上、可能性としては残った霊能が人狼or狐か、
先の霊能が狐か。それ以外はまずあり得ない――私の視点で言えば。
村人視点では、私への信頼は揺らいだだろう。人狼の狙いも無論そこに
あるはずだ。
ともあれ、この日は予定通りの霊能吊り。
夜、比較的発言多めの人を占い、村人。襲撃はこの日の白判定。
5日目。残10人。
占い候補は私だけだから、狐狙い一本道。成功すれば、残る人狼を潰して
勝利確定である。
ともあれ、村の方針は当面はグレラン。人柱でも良いと思われたが、
人狼がほぼ明確である以上、誤吊りは無いので不要だ。
が、今思えばこれも失敗のひとつだろう。
狐の死は占いによってしか判断出来ない。
グレランで狐を吊ってしまうと、私の真贋が見えないままなのだから、
手堅く勝利、という展開は望めないのである。
といって、人柱戦術は占い真が前提であり、その前提に誰もたどり着け
なかったという事は、私の信用がなかったということである。
ともあれ、グレラン。私視点では発言が怪しい人物が2名居る。
まず第1候補に投票。生き残れば引き続き占いの予定であったが、
これが見事に吊れた為に第2候補を占う。村人。
痛恨にも、実はこの第1候補こそが狐だった。襲撃は何故かグレー。
6日目。残8人。
残るグレーは3名、うち完全グレーは2名、残る歯狂人からの白判定。
そして吊りはあと3回。とはいえ最終日前に私は吊られるべきだから、
狐呪殺狙いはあと1回と考えて良い。グレラン継続。
しかしこの3名、これまでの発言を考えると、敵方とは思えない。
となれば狐は既にどこかで吊れている事になる。
グレランで吊れたのは完全グレー。夜は完全グレーのほうを占う。
大勢には影響なかったが、この占いも失敗の一つに数えるべきだと思う。
この局面であれば狂人からの白判定を占って白確を増やすべきだった。
ましてこの人物は、私を信頼する方向で動いてくれていたのである。
襲撃は5日目の白判定。
7日目。残6人。
無論狐は見つかっていない。今日は吊られるか、と思った矢先に、
狐対策のために吊らずにおいた例の黒判定が怪しい発言を繰り返す。
ここでこの黒が信頼を失い、一方で自分が信頼を得る事が出来たのは
悪い事ではない、と思われた。最悪のケースを考慮した最後のグレーを
吊ることで、最終日に賭ける事が出来るのだ。
もっとも、この展開なら、明日の黒吊りは堅いだろう。狐の心配もない
から、村人の勝利が揺るぐ事はない。
ところが、これもやはり失敗。
後顧の憂いを無くすため、やはり私が吊られるべきだったのである。
また、ここで吊られなかったことで気を抜いた事が、致命的になった。
夜、他に対象がおらず、共有を占う。結果は言うまでもない。
襲撃は6日目の白判定。
8日目。残4人。
まさかここで吊られるとは思わず、無難な発言に終始。というより、今更
言うべき事はないから仕方がない。
が、投票結果は2回の引き分けを挟んで私吊りとなる。村全滅。
村は最悪手を選んだ。
自分もその片棒を担いだ事は間違いないが、こればかりはさすがに、
その原因を自分の失敗のみからは求められない。
あの局面で一度私を信頼したのなら、最後まで心中する気でなければ
ならなかったはずである。
……私の占いは、どうも「成果を出している時に限って」疑われるか
即食いされるかして敗北するパターンばかりのような気がする。
私は、「占い師はあまり推理に参加すべきではない」という定石を
あまり好まない。確実な情報を知っている人物が、その視点からの推理を
展開しないのは勿体ないと思うからだ。
村人側は、その推理を「その占い師視点ならそうなる」と受け止めれば
済むのである。
もっとも実際は、その定石に反した行動のおかげで疑われてしまうから、
その推理自体が信に値しないと見なされる、というジレンマがある。
難しいもんだぁねぇ。
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