下手の考え、休むに劣れり
2005年4月23日休出。思ったよりも無難に終わる。まぁそれでも、GWに10日休んだり
すると5月末には瀕死確実なので半ばは出社になるだろう。
前から気になっていた地元のラーメン屋『濱壱』にて塩ラーメンを食す。
……ラーメンに『オクラ』って入るもんなんですかね?
まぁ嫌いじゃないけどさ。
どうもウリは味噌ラーメンらしいので正式な評価は次回に持ち越し。
でもこっちにもオクラってのは勘弁して欲しい。
先日、私がお世話になっているTM鯖こと「初心者に優しい人狼」が、
村建て300回目を迎えた。
この鯖は、看板に掲げているだけあって、初心者の参加は多い。
数ヶ月前と立場が変わり、教わる側から教える側に立ってしまった事に
いささかの責任を感じている今日この頃、ログを見返しては、人狼初心者
について考えることが多い。
というわけで今日はちょっと長文。
ちょっと昔話。初心者だった頃のこと。
といっても、私の場合はちょっと特殊かもしれない。
元々、カードゲームのワーウルフ(Lupus in Tabula)には、そそられる
ものがあった。しかし何しろかなりの人数が必要なゲームであり、
私の周りではこれだけの人数をおいそれと集めることは不可能なため、
残念ながらプレイする機会はないだろうと諦めていた。
初めてweb版人狼の存在を知ったときの喜びは忘れられない。
本家で、そしてその他の鯖で、過去ログを読んだ。面白い。
間の抜けた話だが、当初ははかなりブラックユーモアが強い、ある意味
座興レベルのものだと思っていた。しかし実際にログを見てみると、
体系化された戦略・戦術、専門用語、最終局面の駆け引き等、相当に
手応えのあるゲームだと言うことが判った。
プレイへの欲求は高まる。ログだけでは満足出来ない。
しかし、このゲームはある意味チームワークのゲームであり、うかつな
プレイでゲームを壊すのも良くないと考え、暫くはログ読みに没頭した。
村人側の基本戦略、人狼側による騙し方・ミスリードの手法など、
とりわけ長期戦鯖のログをよく参考にした事を憶えている。
※当時、短期戦プレイはミスが出がちであるため、セオリーの吸収という
目的としては役に立たない、と考えていた。
短期戦では巧遅より拙速が重要なこともある、というプレイ上の差異に
私が気づくのはしばらく後の事である。
そんなこんなで約1週間の勉強期間を経て、TM鯖にて初陣。
残念ながら勝利で飾ることは出来なかったが、実際にプレイしてみて
その魅力にとりつかれ、また私の拙いプレイに対して励ましを戴いた
こともあり、その後も幾度と無く同鯖に参戦した。
そして多くの先達からの指導、多くの失敗と多くの敗北を経て、
いつの間にか私自身がベテランと呼ばれるようにまでなってしまった。
しかし今なおその熱は冷めてはいない。
昔話、終わり。でもゴタクは明日に続く。
今日の人狼@TM人狼隊。
300回記念のリアルハンドルネーム村。18人、人狼。
初日。
2人の仲間は比較的最近の人だったので、及ばずながら指導的立場で
夜の相談。最近自分は妙にマークされている風であるため、真からの
即時黒ヒットを警戒して自分が占い騙りとなる旨を提案し、快諾を得る。
2日目。
占いは自分を含む3名、続いて霊能CO。まず予想通りの展開。
グレランでは味方に投票しつつ無難に切り抜ける。
夜はグレーの中からベテランを選んで襲撃。が、犠牲者無し。狐警報。
3日目。
まず昨日自分が投票した味方に白出し。他の占いもグレーに白出しのみ。
ここで、また別のベテランが
「狩人は霊能者を護っただろうから、おそらく昨日の襲撃先は狐。
そして、人狼側とすれば、グレーの中からベテランを選ぶだろう。
ということはベテランが狐ではないか」
という推理を公表する。
内心で喝采。推理は正鵠を射ているが、人狼はその推理に該当しない。
そして、最強と目されるベテランがグレランで吊られる。夜は、昨日私が
白出しした人物を襲撃。
4日目。
占いは、狐狙いを理由に、昨日見事な推理を披露したベテランに白。
残る占いも、グレーに白。グレーの幅が縮まりつつある中、相方の1人が
言質を取られて容疑をがけられたものの、グレランは切り抜ける。
とはいえ、そろそろ味方が危険である。そして狐容疑者も完全グレー。
幸いまだ人狼は三人残存しているから、信頼向上も兼ねて、味方切りを
考慮した占いを検討する。以下の4人について考えた。
・狐容疑者に白出し
・今日の食い予定者に白出し
・味方Aに黒出し
・味方Bに黒出し
狐容疑者への白出しは、真占いの呪殺を考慮したものであり、味方への
黒出しは真占い判定に合わせることを狙ったものである。
そして、食い予定者への白出しは、何事もなかった場合への対応となる。
実はこの4案、致命的なものも含めて幾つかの誤りがあるのだが、
無論この時点では気づいていない。
5日目。
夜の犠牲者は1人。当然、狐は残存。
早朝から占いの1人が味方Aに黒出し。ついに来た。こっちが真か。
下書き済みのA黒の合わせ打ち。
が、直後にもう一人の占いが味方Bに黒出し。どちらかは判らないが、
狂人の誤爆なのはほぼ間違いない。
しかしこれはこれで、悲観するほどのことではないはず。
今日の流れではA吊りになるだろう。ここで霊能を食いさえしなければ
最後の占い師の信頼は若干落ちる。そして、この占い師こそ本物という
可能性もあるのだ。
まぁやむなしか…と一息入れつつ、ちょっとゆっくり目の更新。
見ると、一気に発言が増えている。話題の中心は、以下の指摘。
「貴方、一昨日Aさんに白出ししませんでした?」
………暗転。痛恨のボーンヘッドで即吊りとなり、戦線離脱。
夜の襲撃は共有者。
⇒その他のミスを含めた反省は後ほど。
6日目。
犠牲者2名。共有と狐。当然、2日目に襲撃した人物。
ここで2つの偶然が生じた。
1つ目は、昨日Bに黒出しした占いが、別の人物に白出ししてしまい、
偽確となったこと。
2つ目は、相方を殺された共有者がCOしたものの、タイミング的に
怪しいとして疑わしく見られたこと。
この2つの偶然が、詰みと思われたゲームに僅かな望みを繋いだ。
本来であれば、占い師の真贋が見えない以上、双方の黒判定を吊してみて
即終了、となっただろう。そうでなくても、最終日に最後のグレーである
人狼Bを吊って終わるはずだった。
この日は真占いの黒判定であった人狼Aを吊る。
襲撃は、人狼から見て用済みといえる真占い。
7日目。
そろそろ毎度の如く残人数をおさらい。
なお、突然死はここまでで2名。
B:人狼
C:偽占い(狂人)
D:霊能者、真より白判定あり
E:共有者
F:村人、真より白判定あり
本来であれば、黒の容疑者はBしか残っていない。が、先述の通り
共有が疑われ気味であるため、まだ判らない。
この日は安全策を取って偽確定のCを吊る。返す襲撃は霊能者のD。
8日目。
何をどう考えようとも、BとEの2択。Fはかなり悩んだようだったが、
最終的には判断を誤らずBに投票する。逆転ならず。
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