何事もない一日。爆睡。TM人狼隊ではやっぱり場が立たず。
おのれコミケめ。他の鯖で戦場捜すかな。


そんなわけで佳境です。
例のごとく、感想その2までを読んでない人はスキップするように。


7日目。残4人。最終日が一日早くなったことになる。
妖狐の正体は、最後の完全グレーであった。人狼が占いを泳がせておいた布石が生きた事になる。ちなみにこの時、偽占いはもう一人の夜の犠牲者を占った旨を宣言している。

ここから長い駆け引きが始まるのだが、その前に一度、残る4人の状況等を書いてみよう。
これまでの発言内容を元に整理すれば、以下のようになる。村人サイドの建前は本音と差異はないので省略する。

 A:ベテラン:占い師
  判定:Bより黒判定を受けている。
  本音:Bは狂人。おそらくDが人狼。

 B:ベテラン:狂人
  判定:Aより白判定を受けている。
  本音:おそらくはAは真占い、Cは真霊能、Dが人狼。
     しかしAかCが人狼の可能性も、ごく僅かにある。
  建前:Aは人狼なのでそれに同調するCは狂人であろう。
     従ってDは村人。

 C:ビギナー?:人狼
  判定:Bより白判定を受けている。
  本音:Aが真。Bは狂人。Dは村人。つまり全てを把握。
  建前:自分が霊能者。
     Aを真と見ればその白判定であるBは狂人。従って人狼はD。
     Aを偽と見ればBからの黒判定であるAは人狼。
     だが霊能判定によればAの判定にはウソが無く、真と考える。

 D:ビギナー?:村人
  判定:Bより白判定を受けている。
  本音:確定情報無し。
     Bが必ずしも信頼できるとは考えていないが、A・Cから
     疑われている事を考え、B寄りである。

まず見て思うのは、状態を把握しているのがC=人狼しかいない点。真占いのAですら、B=狂人しか判断していない。それどころか、真霊能者=人狼の図式を誰もが殆ど慮外視し、人狼=Dと信じているのである。
全てを知るCは、ここで様子見という選択肢を採る。緩やかに相づちを打つのみだ。

Aは、村人サイドにはもはや引き分けのみが最後の抵抗と考え、Dへの組織票をCに呼びかける。
Bは、本音では人狼以外に考えられないDが吊られれば負けであるため、黒判定を出しているAへの投票をDに促す。
そしてDは、もはや誰が人狼かは問題ではなく、ただA・Cによって自分が吊られれば人狼サイドの勝ちが確定する以上、Bに同調せざるを得ない。
ここでまずA&C対B&Dで連携ができあがる。この同盟も、何故か人狼側と村人側がともに分かれて成立しているという点が面白い。

だが、やはりこのままでは終わらない。
ここでB、すなわち狂人が混乱し始める。
まずDへ「自分を吊らないか?」発言。もっとも、これは効果がない。B=狂人を知らないのはDだけであり、第一Bに投票すればDの方がA・Cの投票で吊られてしまう。
さらにBは、Cが人狼か?という懸念を軽く挙げた後、A=人狼という未来に戦慄するかのような発言。A=人狼は既にB自身が判定済みであり、それを疑問視する発言は矛盾であるだけでなく、朝の妖狐の死を忘れて真占い師が不在と考えてしまっている。
時として知識と経験は恐怖を生み出す。なまじプレイヤーが熟練者であることが災いしたのだと思う。

AとCはBが狂人である事を元々知っているから驚きはない。DはここでB=狂人を知った…のか、どうか。初心者の悲しさでその意味が分からなかったか、あるいは裏を読んだか、いずれにせよ、当初の予定通りAへの投票を実施してしまったらしい。

この間、おそらくAはDへの投票を実施したようだ。未投票はBとC。
そこで以下の会話。

 C「Bさん投票した?」
 B「一応、まだ」
 C「OK、俺が人狼だ。Dへ投票してくれ!」

誰もが完全に真と信じていた、Cからの人狼COである。
数秒の沈黙の後、愕然とするA。おそらくこの時、Aは敗北を確信したと思われる。
が、混沌は終わらない。未投票のBが再び悶絶し始めた。

仮にこの言葉が村人サイド、つまりBがほぼ間違いないと考えている”C=真霊能”によるブラフであったらどうなるか?
この双方を、B視点で検証してみよう。

 B視点の前提条件
 ・AはDに投票している。
 ・DはAに投票している。
 ・Cは既にBが狂人である事を見抜いている。
  →Cが真霊能であれば、占い内容の正確さからCにとって
   Aは真か人狼である。だが人狼だとしたら、
   4日目の身内切り等、不自然な点が多すぎる。
   従ってAが真であり、AによるBの判定が白=狂人となる。
  →Cが真霊能でないのなら、B自身が狂人である以上、
   Cは人狼である。Bは初日にCを白判定しているから、
   ウソをついたB=偽物であるということになる。

 1.C=真霊能のケース…
  Aが真、Dが人狼であるのでCはD吊りを狙う。
  →BがDに投票する事を期待し、CはDに投票するだろう。
   D=人狼がABCから得票し、吊れるからである。

 2.C=人狼のケース…
  Aが真、Cが人狼であるので吊るのはAでもDでも良い。
  →BがDに投票する事を期待し、CはDに投票するだろう。
   D=村人がABCから得票し、吊れるからである。

では、仮にこのブラフが、DではなくAに促すものであったらどうなるだろう?

 1’.C=真霊能のケース…
  Aが真、Dが人狼であるのでCはD吊りを狙う。
  →BがAに投票することを期待する理由はない。
   DがAに投票する以上、CがDに投票しても引き分けしか望めない。

 2’.C=人狼のケース…
  Aが真、Cが人狼であるので吊るのはAでもDでも良い。
  →BがAに投票する事を期待し、CはAに投票するだろう。
   A=村人がBCDから得票し、吊れるからである。

Cが促したのがAへの投票の場合、もしC=真霊能だったときのメリットがない、という事になる。つまりこれはブラフではなく、間違いなく人狼によるCOだとBは判断できたであろう。が、Cが促したのはDへの投票だった。
つまり、Cは最後の最後、つまりCOによる投票先の指示で、判断を誤ったのだ。

結局、確率は1/2。発言の調子でどちらかを信じるほか無い。

やがて投票時間となった。が、Bにはまだその真贋が判らない。
期限は容赦なく過ぎてゆく。本来は多すぎる5分という制限時間が、残り3分、2分、と減ってゆく。
そして残り30秒まで減ったところで、Bは投票した。


続く。
次回、感動の最終回。

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